こんにちは。

コロナウイルスのせいで飲みに出かけることができず、
家飲みがはかどっております、たけはるです。

自炊をするようになったので、スーパーへの買い出しの頻度も
けっこう増えてきたのですが、
どこも必ず置いているのが「消毒用アルコール」。
自分もですが、やっぱり気を遣って、入店前には使うようになりましたね。
誰が触っているか分からないし…

この数ヶ月で、衛生面ですごく考え方が変わりましたが、
今回ご紹介する本は、なんとウォッシャブル!洗えます!!

今だからこそ、手に取ってみたい一冊です。

あらって、かぞえて、てにとって。


今回ご紹介するのは、
濱文様の『てぬぐいえほん かぞえてみよう』です。

パッと見た感じは、かわいい絵本だなあという感じですが、
なんとこちら、布製なのです。

作っているのは、横浜の手ぬぐいメーカーさん・濱文様さん。
「手ぬぐいえほん」シリーズとして展開している一冊(一枚?)です。

かわいい、今っぽいテキスタイルデザインを多く導入されていますが、
実は、横浜の伝統染色方法である「横浜捺染(よこはまなっせん)」を使って
製造をされている本格的なメーカーさん。

「横浜捺染」とは、約120年続く伝統技術で、
ベースは浮世絵などの版画技術だとされています。
版画のように版を作り、染料を調色したのち、捺染。
「おしぞめ」とも読まれる通り、直接染料に触れさせて染色を行っていきます。

その後、「蒸らし」の工程を踏み、染料や糊などを洗い流します。

その当時、日本の開国に合わせて横浜港が開港になったことで
浮世絵などの技術者が多く集まっていたこと、海外の需要増により生糸の集散地だったこと、
また、近くには大岡川・帷子川という、豊富な水源があったことなどから
広く普及しているんだそうです。

本の紹介に戻りますが、読み進め方にも一工夫されています。

こちら、左端が糸で留められているのですが、
その糸をほどくと、今まで閉じられていた部分にもページが!

袋とじを開くようなワクワク感もあって、大人も子供も楽しめます。
そして、手ぬぐいなので洗濯機でガンガン洗えるし、
手ぬぐい本来の使い方もできるのです。

今までにない使い方、楽しみ方、日常を。


今回のコロナウイルスをきっかけに、
今まで「当たり前」だと思っていたものが軒並み崩れている状態にあります。

好きなアーティストのライブを楽しむ、満員御礼の居酒屋でわいわい飲む、
図書館にこもって本を読む、ポップコーンを食べながら映画を観る、
新幹線やバスで行きたいところへ旅行にいく、マルシェで食べ物や雑貨を買う…

数か月前までは何の抵抗もなかったし、ありふれていた光景だったのに
今となっては若干懐かしさも感じるほど。
もう少ししたら、今のこの状況を
昔の映画の中でガラケーが出てきて「時代を感じるなあ」と思うように、
「昔はそうだったんや」と思い返す日も出てくるのかもしれません。

そうなった時、自粛してじっと耐えることが果たして正しい選択なのか。
日々、いろいろなところで考えさせられます。

なので、今考えたいのは「こんな状況に合わせた『新しい日常』」。
名案はすぐにパッと出てこないのですが、
切り替えられる方法を模索する、というのも一つの選択なのではないでしょうか。

私は、幸いにもまだ仕事が続けられていますが、
アメリカでは同業の大量レイオフの報道もあったりするので
そういった状況も可能性がゼロではないなと思ってます…。

でも、昔から「スナックのママさん」も夢だったので、
オンラインでの展開で、営業許可も保健所の申請もいらないなら
参入しやすいのかな~、どう展開するとビジネス的にも成り立つのかな~、と妄想したり。
そういう意味では、どんな新しいものが出てくるのかは楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もまた、お楽しみに。

 

(文/たけはる/某雑誌編集者)