こんにちは。
12月になりましたが、シーズン早々
ヒーターが壊れてしまって
幸先の悪さに萎えています、たけはるです。

12月になり、CMでは竹内まりやの『素敵なホリデイ』が流れ、
世間はクリスマス一色に。
街はイルミネーションで彩られて、笑顔のカップルが増えた気がします。
彼氏なしの私ですが、
その光景にはこちらもほっこりしてしまいます。
プレゼント何にしようかとか、嬉しい悩みだなあ(笑)

今回ご紹介するのは、
そんなプレゼントやサプライズにまつわる
ほっこりするお話です。

 

幼いまみこの、とっておきサプライズ。

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今回ご紹介するのは、瀬田貞二・作、林明子・絵の
きょうはなんのひ?』です。

初めて読んだのは、私が小学生のころ。
幼稚園に通う妹が、毎月「こどものとも」の絵本を持って帰っていて
その中にあった一冊でした。
その他にどんな本があったかは全く覚えていないのですが、
これは当時の自分の中で衝撃だったので覚えている、珍しい本です。

ずっと忘れていたのですが、
昨年、この絵本の絵を描いている
林明子さんの原画の巡回展を見て「あ~!!」と思い出して
買ってしまいました。

 

主人公は、小学校に通う女の子・まみこ。
ある日、学校に行くとき、お母さんに
「おかあさん、きょうは なんのひだか、しってるの?
しーらないの、しらないの、しらなきゃ かいだん 三だんめ」
と言い残して出て行ってしまいます。

お母さんが階段を見ると、そこには小さな手紙が。
見ると、次の手紙の場所を示すメッセージが書かれています。
見つけるごとに次の場所が書かれていて
傘立ての中、庭の池、ブタの貯金箱、
あげくには通勤したお父さんの背広の中にまで、
合計10枚の手紙を家中に忍ばしていたのでした。

お父さんが帰り、その手紙を合わせてみると…
まみこの、さらにビックリほっこりな
サプライズが仕組まれていたのです!
そこには、幼いまみこが、両親のために考えに考えた
とっておきのサプライズプレゼントがありました!!

…と、あらすじはここまで。
これ以上はネタバレになるので、読んでのお楽しみということに
しておきますね(笑)

 

目の前の相手が、喜んでくれるということ。

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会社でよく、企画を出したり
お客さんに対しての提案を考える、ということをしているのですが、
なかなかいい案がでてこなかったり、ありきたりなものしか
アイデアが浮かばなかったりします。

そういう時、すごく悶々として
ただ時間が過ぎていることに、またげんなりして…と、
悪循環に陥ってしまう。でも出てこない。
見えないゴールに吸い込まれるような感覚になります。

でも、この本が教えてくれるのは、
「相手がどれだけ喜んでくれるか」ということ。
プレゼントにしても、企画にしても
初めて見た相手が「うわっ!」と驚いて喜んでくれる。
それが、やっぱり根底にあるんだろうなあ、と思います。
「そうだよ、その顔が見たかったんだよ~!!!」と
その顔見たさに、仕事をしている部分は大いにあります。
というか、それがすべてとっても過言ではないくらい(笑)

だから、この時期に悩むクリスマスプレゼントも
相手が喜んでくれるなら、モノでも料理で何でもいいと思っています。
ハンバーグでも肉じゃがでも、何でも。

なので、私もきちんとした料理を作り始めました(笑)
彩りやお皿、盛り付けひとつ取っても奥深いなあと思う今日この頃。
料理で人を喜ばせるには、まだ遠そうです…

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお楽しみに。

〇 きょうはなんのひ?(著/瀬田貞二)
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(文/たけはる/某雑誌編集者)

この連載の過去記事はこちらから

『大人の児童書目録』